【ITエンジニア】三大職種とそれぞれに求められるスキル

2021年4月30日 コメント 0件

近年、終身雇用の概念が崩れ、転職することも一般的になってきました。コロナ禍の影響もあり、リモートワークの普及やIT業界の更なる拡大が見込まれ、今後は会社や組織に頼らず、どんな環境でも仕事を見つける力を付けることが大切な時代になってきました。

こういった状況も踏まえて、フリーランスで生きていきたい方やITエンジニアになりたいという方も多くなってきたのではないでしょうか?

その中で、ITエンジニアを目指していくという場合、プログラマーとして活躍していく場合、大きく分けて様々な3つにカテゴライズされます。

1.フロントエンドエンジニア
2.サーバーエンジニア
3.バックエンドエンジニア

まず、これらのエンジニアは、Web上で動くシステムやサービスを開発するエンジニアのことです。我々が普段利用しているYouTube・Facebook等のSNSをはじめ、Amazon・楽天市場等のECサイトを構築するのが仕事です。

フロントエンドエンジニアは、自分の手掛けた領域にユーザーとして触れることもできるため、仕事の成果を実感しやすくモチベーションを保ちやすいのが特徴です。一方でサーバーエンジニアおよびバックエンドエンジニアは縁の下の力持ちといえるポジション。ユーザーからは見えないシステムの根幹部分を構築するので、幅広い知識とスキルが求められ、業務範囲も多岐に渡ります。

それぞれの特徴をみていきましょう。

1.フロントエンドエンジニア

デザイン面やUI/UX等、ユーザーが直接見ることができる部分を構築するエンジニアです。Webデザイナーのデザインをもとに、HTML・CSS・JavaScriptはもちろん、PHPの設計や実装、WordPressなどのCMS(コンテンツマネジメントシステム)構築やカスタマイズを担当します。デザイン面を全面的に担当するといった意味で、主にコーディング行うマークアップエンジニアとは一線を画しています。コーディングを行うだけではないので、下記開発ツール等を用い、開発を効率化することもします。

主な使用言語HTML, CSS, JavaScript
主なフレームワークjQuery, React.js, AngularJS
開発ツールタスクランナー(Gulp, Grunt)、バージョン管理システムGit

また、ユーザーが目にする部分なので、魅せ方や装飾面でも知識があれば尚良しです。

  • UI/UXデザイン
  • マルチデバイス
  • フォント

近年では、PCのみでなくスマホやタブレット等、デバイス毎にブラウザの種類も異なりますので、どのように見えるか、見られるかまで計算してデザインを行うことができれば、他の人より一歩リードできるでしょう。

2.サーバーエンジニア

サーバーの設計・構築・運用、保守を担当するエンジニアで、バックエンドエンジニアとの明確な違いはありませんが、より広範囲をさして使われます。サーバーOSやミドルウェアに関する幅広いスキルと知識が必要となります。

主な使用言語 Java, PHP, Perl, Python, SQL
主なフレームワーク Spring, Laravel, ASP.NET
主な開発環境 Windows Server, Mac OS, Linux, UNIX

何を開発するかで求められるスキルは変わってきます。また、近年はIT産業の急成長で技術の移り変わりが激しいため、どの技術が主流となるかを見極める洞察力や、柔軟にスキルセットを変更できる臨機応変さも重要となるでしょう。常に最新の技術動向を意識しながら、スキルを身につけていきましょう。

3.バックエンドエンジニア

特にフロントエンドエンジニアと対比する形でよく用いられ、Webサービス全般の目に見えないインフラ構築を担当するエンジニアです。ネットワークやハードウェアに関する知識も求められ、フルスタックエンジニアとしての役割を期待されます。一般的にアプリケーション設計と開発、データベース、ネットワーク、品質管理などのスキルセットが求められますが、更にフレームワークの経験、バージョン管理ソフトウェアの経験、Linux/Windowsなど各種サーバでの開発に対応できれば、獲得できる案件の幅がグッと広がります。

主な使用言語 Java, C++, PHP, Python, Perl, Jave, Go, Scala, Haskell, SQL
主なフレームワーク Laravel, CakePHP, Ruby on Rails, Spring Framework
主な開発環境 Windows Server, Mac OS, Linux, UNIX等
開発ツール Git, Github

クラウドの知識やスキルを習得することも見逃せません。現在はクラウドが普及しているため、システム全体をクラウドで開発する機会が増えてきており、こうしたクラウドの案件に対応するために、AWSやAzure等理解しておけば、多くの案件で役立てることできます。2020年より、サーバ仮想化の流れが進んでいます。サーバの仮想化をおこなうことで、コストの削減や柔軟な管理ができるようになることが特徴で注目度は高いので、サーバの仮想化に対応するためのDockerやKubernetesなどの専門的な知識があれば更に自分の業務対応範囲を拡大させることができます。

まとめ

もしサーバーサイドエンジニアとバックエンドエンジニアで迷っている場合は、自分がどんなサービスを扱いたいかによって選ぶのがおすすめです。バックエンドエンジニアはWeb系のサービスを提供する企業に多く、サーバーサイドエンジニアは基幹系(汎用系)のシステムを扱う企業に多いのが特徴です。就職や転職をする際は、求人広告の仕事内容や会社概要などをよく読み、自分の志向性やスキルに合った職種を選びましょう。

バックエンドエンジニアもフロントエンドエンジニアも高い将来性が期待できるため、これからIT業界に飛び込もうと思っている人や、キャリアアップを目指す人にもぜひおすすめしたい職種です。どちらの職種にしようか迷ってしまう場合、それぞれの職種の特徴を理解して自分に合っている方を選ぶといいでしょう。