今回はコンピュータネットワークについて、
どのような仕組みで利用されるかなど、より実践的な内容を説明していきます。
ネットワークの実践的な知識を身に着けることで、よりネットワーク運用への理解が深まり、
高度なネットワーク運用が可能になるほか、ネットワークがうまく接続できなくなった際も対処しやすくなります。

前回の記事につきましてはこちらを参照ください
コンピュータネットワーク・入門編

目次

①ネットワークアドレスについて

②IPアドレスとその役割

③ホスト名とDNSサーバー

④補足:固定IPの利用

⑤まとめ

①ネットワークアドレスについて

コンピュータがLANケーブルなどでネットワーク接続を行うと、
同一のコンピュータネットワーク内で個々のコンピュータが判別できるように、ネットワーク上の住所が割り当てられます。
このようなアドレスを「IPアドレス」といいます。
IPアドレスが同じだとルーターがそれぞれのコンピュータを認識できなくなってしまい、うまく通信できなくなってしまうので、
個別にIPアドレスを割り当てる必要があります。
なお、IPアドレスの割り当ては基本的にルーターが自動的に割り当てと管理を行うようになっているので、
通常のインターネット利用では特にコンピュータ側で設定を行う必要はほぼありません。
大規模な企業などのネットワークの場合、ネットワーク上のDHCPサーバーがルーターのIP割り当て管理と同じ役割を担います。

②IPアドレスとその役割

先ほど説明した通りIPアドレスは個々のコンピュータを識別するために割り当てられますが、
ルーターからローカルネットワーク内で割り当てられるIPアドレスのことを「プライベートIPアドレス」、
プロバイダ契約時にインターネット上でルーターに割り当てられるIPアドレスのことを「グローバルIPアドレス」と言います。
グローバルIPアドレスとローカルIPアドレスの関係性としては、コンピュータが外部のインターネット接続を行う際、
プライベートIPを経由してグローバルIPアドレスを持つルーターから接続している、といった仕組みになります。
ローカルIPを持つコンピュータから外部ネットワークへ送信を行う際、中継地点としてデフォルトゲートウェイ
(外部ネットワークとの出入口として設定されたローカルIP)を利用する場合もあります。
こちらのアドレスもほとんどの場合ルーターが持っているため、外部ネットワークに接続・送信を行う際は
基本的にルーターを経由していると考えるとわかりやすいでしょう。

③ホスト名とDNSサーバー

DNSとはDomainNameSystemの略称で、通常IPアドレスで指定される通信先をドメイン名で指定するシステムです。
DNSサーバーを利用することで、IPアドレスとドメイン名を変換処理し、ドメイン名指定での通信を可能にしています。
なお、DNSサーバーがうまく働いていない場合、通常ドメイン名を指定している接続先に接続できないといったことが発生するため、
その場合対応したIPアドレスをコマンドプロンプトなどで確認し接続する必要が出る場合があります。

④補足:固定IPの利用

通常ローカルIPアドレスとして割り当てられるアドレスは動的IPアドレスと言い、
電源が落ちるなどの理由でコンピュータとルータとの接続が切れた場合、ルータとの接続が再開した際に前とは別のIPアドレスが
割り当てられることがあります。
ただし、以下のように外部ネットワークからのアクセスによって運用されるものの場合、
IPアドレスが変わることによってアクセス不可にならないように固定IPとしての設定が必要になります。
・外部からアクセスがあるWebページ・ファイルサーバーや監視カメラ
(動的IPだと電源が落ちると使えなくなる、固定IPだと電源が落ちても復帰後使用できる)
・クラウドサービスの利用(固定IPにすることで端末制限をかけセキュリティを高める)
たいていの場合固定IP利用はプロバイダのオプションサービスになっているため、固定IP利用の際はプロバイダに確認する必要があります。

⑤まとめ

以上がコンピューターネットワークの基礎的な内容になります。
前回より実践的な内容ですが、特にIPアドレスについては理解しておくとシステム運用での理解が深まり、
トラブルが起きた時に対応しやすくなるため、簡潔でも理解しておくことをおすすめします。

フリーランスでヘルプデスク・ネットワークエンジニアの求人をお探しの方はこちら
フリーランスのシゴト探しはエンジャーフリーランス

関連記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP