SQLの基本~命令の種類~

2021年7月13日 コメント 0件

ここではSQLについて少し実践的な解説をしていきます。
SQLとは何か?については以前の記事をご参照ください。
はじめてのSQL~データベース言語とは~

SQLを利用するにあたり、SQLデータベースへ命令するコマンドが必要になります。
今回はSQLで使う命令の種類と主なコマンドについて説明します。

目次

①データを操作するDML(Data Manipulation Language)

②データを定義するDDL(Data Definition Language)

③データを制御するDCL(Data Control Language)

④トランザクションを制御するTCL(Transaction Control Language)

⑤まとめ

①データを操作するDML(Data Manipulation Language)

データベース内のデータを制御する命令です。
データベースに記録されたデータの検索や更新・追加などを行います。
各条件で検索を行ったり、条件を満たしたデータを集めて決まった順番で並べ替えしたりします。
おもなコマンド:
SELECT(データの検索・抽出)検索条件をもとにデータベースの検索・抽出を行う
INSERT(データの挿入)テーブルにデータを挿入する SELECT文と組み合わせることで検索の結果を挿入可能
UPDATE(データの更新)指定した条件のテーブルのデータを更新する
DELETE(データの削除)指定した条件のテーブルのデータを削除する
など

②データを定義するDDL(Data Definition Language)

データを格納するための構造(テーブル・データベース)を制御する命令です。
データベースやテーブルを新しく作ったり、設定変更したり、削除したりします。
おもなコマンド:
CREATE(データベース・テーブル・ビューの作成)テーブルなどを作成する
DROP(テーブルの削除)作成済みのテーブルを削除する
ALTER(テーブルの変更)テーブルの構造を変更する
TRUNCATE(データの全削除)テーブルをいったん削除して改めてテーブルを作成する
など

③データを制御するDCL(Data Control Language)

ユーザーごとの権限を制御する命令です。
DMLやDDLの利用の許可・禁止といった権限を制御します。
全ユーザーに対しての権限付与も可能です。
おもなコマンド:
GRANT(権限の付与)ユーザーへ権限を付与する
REVOKE(権限の取り消し)ユーザーの権限を取り消す
など

④トランザクションを制御するTCL(Transaction Control Language)

トランザクションという、一つ以上のSQL文をひとつの単位として扱うような指示を制御します。 
同時に処理したいデータ処理の命令や大量のデータ処理を一括の命令で行うときなどに利用します。
おもなコマンド:
BEGIN(トランザクション開始)BEGIN以降に書かれた分をひとつのトランザクションとする
COMMIT(トランザクション終了+変更の確定)COMMIT以前に書かれた文をひとつのトランザクションとし、変更を確定する
ROLLBACK(トランザクション終了+変更の取り消し)ROLLBACK以前に書かれた文をひとつのトランザクションとし、変更を取り消す
など

⑤まとめ

以上がSQLで使う主な命令の種類になります。
SQLで具体的に何ができるかがわかり、業務がイメージしやすくなったと思います。
具体的な業務のイメージがあると学習もより進みやすくなりますので、
命令の種類の学習を通して業務のイメージを掴みましょう。